近頃、記事の文字数についてよく質問されるようになりました。
「文字数って多い方が上位表示されやすいんですか?」
確かに、検索上位が文字数の多い記事で溢れている傾向にはなっているなぁーという印象ですが、それは文字数に対する捉え方が間違っています。
そのままの考え方で文字数の多い記事を書いたトコロで決してアナタの記事は上表示されることはないでしょう!
ということで、間違った認識の人があまりにも多いので、今回は、SEOから見る記事を上位表示の為の文字数の考え方と、最後まで記事をしっかりと読んでもらう為にはどうすれば良いかを紹介していきます。(記事が最後まで読まれればユーザーの滞在時間も増えるのでかなり大事)
記事の中身もそうですが、記事のタイトルもSEOを意識することは重要です。キーワードを意識したタイトルの付け方は【特化型ブログ】SEOに効果的な記事タイトルの付け方の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください^^
記事の目次
SEOの観点から考える記事作成時の文字数
文字数が多い記事の方が上位に表示されているコトは実際多いよネ?
記事の文字数が多ければ多いほど上位表示されやすい傾向にあるとは言いましたが、決して
「文字数が多ければ上位表示されますよ」
とは言っていません。検索エンジンの評価を受けようとしても、検索エンジンはそんな単純なアルゴリズムで評価してくれないですよ。それなら文字数競争になってしまうわけですし。。。(そうなると色んな意味で苦痛すぎる。汗)
当然ですが、検索エンジンから評価を受ける為に、記事を書くときの気をつけたいポイントがあります。
- 記事の文字数に最適なものなど無い
- 他の記事に負けない網羅性のある記事を書く
- ダラダラとした内容はNG
まぁ、バッサリと文字数は関係ないって言ってしまっているワケですが。。。汗
一つ一つ解説していきますね。
記事の文字数に最適なものなど無い
結論から言うと、上位表示させるために記事の文字数は関係ありません。
経験からしても、競合の強さはありますが、文字数が少なくても上位表示をしている記事もたくさんあります。そもそもな話ですが、
文字数が多い=上位表示しやすい
という考え方は間違いなく捨てた方が良いです。文字数だけを大量に書けば上位表示されるなら苦労しません。(それはそれで苦労しますよね)
じゃあ何で検索上位にある記事は文字数が多い記事が多いのか?という疑問なんですが、これには検索エンジンの評価の網羅性の部分が大きいのかなと思っています。つまり、
キーワード周辺内容を網羅する=文字数が多くなる→検索上位へ
という構図です。キーワードについて網羅して書くと、どうしても文字数が多くなるのは当然ですよね。
単純に文字数が多いからと言って上位表示されるわけではなく、キーワードについて網羅したコトをしっかり書いているから上位表示されるという考え方をしないと、記事を書く時間ばかりかかってしまい、結果上位にも上がらない質の低い記事になってしまいかねないです。
すでに検索上位に文字数が多い記事があって、その記事より上位へ行こうと思うと更に詳しく、わかりやすく書かないと上位表示されることはないでしょう。
できるだけ記事を書くときは、競合の強いトコロは避けるべきですが、基本的には競合が弱いキーワードであったとしても現在上位に表示されている記事よりも詳しく内容を書かないと、検索エンジンに評価されることはないわけなので、この考え方を忘れないようにしてください。
文字数を単純に増やすんじゃなくて、キーワードに適した内容を網羅しなさい!ってコトだよネ!
キーワードの競合チェックについては、上位表示の為のキーワード選定と競合チェック方法の記事で詳しく書いているのでそちらを参考にしてください^^
他の記事に負けない網羅性のある記事を書く
さっきも伝えた部分のコトですが、競合の弱いキーワードで記事を書く場合であったとしても、現在上位にいる記事よりも詳しく、そのキーワードについて網羅した情報を書かないことには上位表示はされにくいです。
同じことを繰り返して伝え方を変えて書くことや、関係ない話を入れてみたりだとか、そういったコトで単に文字数を稼いだとしても全く意味がありません。
当然、ある程度網羅した記事を書いたとしてもそこまで文字数がいかないキーワードだってあるハズなので、1000文字で終わってしまう記事もあれば8,000文字書かなければいけない記事もあるかもしれないです。
少し極端ですが、毎回8,000文字級の記事をしっかり書いていれば当然評価の高いサイトになるかもしれませんが、あまりにもその方法だと1記事書き上がるのに時間がかかりすぎてしまって非効率ですよね。
そのために、正しくキーワード選定と競合チェックをして、弱小どころか、最弱なキーワードを攻めるようにしましょう!(検索ボリュームもしっかりチェックを!)
戦いやすいキーワードを見つけて、他サイトを上回る情報の記事を書けば上位を狙いやすいよ!
ダラダラとした内容はNG
これもさっき伝えたとおり、ダラダラとした内容のないような記事はNGです。(笑ってやってください)
考え方としては、文字数を優先するのではなくて、内容の網羅性なので、読者にとって意味のある有益な情報を提供する記事にしないといけません。
ただ、自分の考え方や主観を含めて書くことはすごく大事です。オリジナリティとはそういうことなわけで。(暴言とか偏りすぎている内容はダメ!絶対!)
あとは、あんまり堅く書かないというのも大事ですよ。スマートフォンで論文並みの硬い文章を読むとなると疲れてしまいますよね。書く内容にもよりますが、できるだけ読みやすさを意識して程よく柔らかく書くようにしましょう!
ダラダラするのは読者だけ!管理者は読みやすくて、内容のある記事を意識して!
長文でも記事を最後まで読んでもらうために
文字数の多い長い記事になると、逆に読者って最後まで読まずに離脱しやすくなるんじゃないの??
網羅性を意識した記事を書くと、どうしても長文の記事になってしまうことが多々あります。
長文を読もうと思ったらスマートフォンだと、何度もスクロールしないといけないですよね。しかも、画面の小さいスマートフォンで、です。
何と言っても記事の最後には「待ってました!」と言わんばかりにアドセンスの広告が登場するわけなので、一人でも多く最後まで読んでもらう為の方法をいくつか紹介しますね。
堅い書き方は避ける
これはドコからが堅くて、ドコまでが堅くないのかを判断するのはすごく難しいんですけど、可能なジャンルであればできるだけ話し言葉で記事を書くというのも一つの方法です。
そうすることで、画面の小さな文字でもスラスラとリズム良く読んでもらいやすくなりますよね。
書き方としては、
- あえてひらがなで書く
- 改行を適度に行う
- 専門用語を使いながら、その解説も入れる
も重要です。変換できるからと言って、漢字ばかりの記事だと読みづらいのなんのって思われてしまいます。
時→とき。良い→よい。事→こと。
などなど、ひらがなにしても問題ないものは全然しちゃって大丈夫です。難しい漢字を使う時はフリガナも入れるようにしましょうね。
改行はもっと大事かもしれません。
「ながーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいお付き合い」
じゃないですけど、長い文章が改行なくずっと続くと記事を読むリズムがスムーズに行かなくなってしまいます。(関西人しかわからないかも。恥)
だいたい、僕は長くても3行くらい(スマートフォンだと4~5行くらい)には収まようと努力していますし、ネットで記事を書く場合はそういった点も気をつけたい部分だということを覚えておきましょう!
書き方一つで記事の読みやすさは大きく変わるんだネ!
接続詞を減らす
そのまんまですが、ネットの記事はできるだけ接続詞は減らしましょう!
必要なくても伝わるコトって結構あるのに、クセでついつい接続詞を入れてしまう人が多いです。例えばですが、
僕の文才の無さは放置してください。笑
かなり極端な文章の作り方かもしれませんが、ホントにこういう書き方の人が多いんです。
「その接続詞ってホントに必要?」
って思ってしまいます。この接続詞を減らすことで記事の読みやすさは格段にアップするので、今後絶対意識してほしいポイントです。
記事を最後まで読まれないというのは、せっかく書いた記事の苦労が報われないですよね。
それに、読者が長い時間サイトに滞在してくれない場合、検索エンジンから価値のないサイトという判断をされやすくなってしまうので、今回紹介したポイントはしっかり抑えておきましょう!
無駄な接続詞がついつい入っていないかチェックしてみよう!
まとめ
記事を書く時の考え方と、気をつけたいポイントを紹介しました。
決して文字数が多いからではなく、情報を詳しく書いた結果・・・という理由で記事の文字数が多いというコトは伝わったでしょうか?
これからしっかり今回紹介したポイントを意識して、ガンガン記事を投稿していきましょう!
また何かわからないことなどあれば、何でも相談してください^^